こんにちは。

チーフプランナーの内野宮です。

 

家事代行サービスのお仕事をするようになってからよく聞かれる事があります。

 

「家事代行サービスと家政婦とはどう違うの・・・？？」

 

 

たしかに一見同じような業種で、私もお仕事するまではほとんど同じだと思っていました。

家事代行と家政婦、どちらも「人に代わって、家事をしてもらう」ことに関して言えば同じですよね。

それでは一体何が違うのでしょうか。

 

「家事代行サービスと家政婦の3つの違い」

①雇用形態が違う

 

◆家事代行サービス◆

家事代行サービス会社と雇用契約をしたスタッフさんが、お客様のお宅にお伺いします。その為必ずしも毎回同じスタッフさんが担当するとは限りません。「同じスタッフを派遣して欲しい」という依頼そのものは多くの家事代行業者が受けてはいますが、シフトの問題もありますので難しい場合もあります。

ただ会社との雇用契約のため、直接的にお客様と契約して雇う必要がないので雇用に関するトラブルも少なく、トラブルが発生した場合も家事代行サービス会社が責任を持ちます。サービス内容に不満を感じた時、スタッフ変更をすることも可能です。

また、ほとんどの会社が損害保険に加入しているため、万が一、作業中の物損事故などが発生した場合もきちんと補償をしてくれます。※補償がない会社もあるらしいのでしっかり確認した方が良いです。

 

◆家政婦◆

家政婦（またはお手伝い）は家政婦紹介所から紹介された家政婦と家主（雇用者）が直接雇用の契約を結びます。同じ人に毎回来てもらえるので安心感がありますし、信頼できる方とめぐり合えた場合は、非常に強いでしょう。

しかし直接契約を結んでいるという形態のため家政婦との関係で何かトラブルが起きた場合、家政婦紹介所がそのトラブルを解決する責任を負いません。相性が合わない場合なんかは直接伝えなければいけません。なかなか伝えづらい内容の場合、今後の関係を気にしてしまったり・・・。そもそも苦言を伝えるのが苦手な場合は、ストレスを抱える要因にもなりえます。

また、万が一の物損事故に関しては、家政婦本人の責任となります。

 

 

②料金・プランが違う

 

◆家事代行サービス◆

家事代行サービスに支払う費用は時給計算になります。

その為プランによって「料理だけ」「掃除、洗濯のみ」というように、家事代行の内容が限定されていることがあります。

ただ必要な時間分で作業を行ってもらえるので、1回2時間から、単発、定期など利用するにあたって料金が低く抑えられるというメリットがあります。

 

◆家政婦◆

家政婦は一般的に支払う費用は日給計算になります。

毎日さまざまなことをお願いすることがある家庭の場合には、費用が時間に左右されない日給制の家政婦さんに依頼する方がおすすめです。

ただ、日によって依頼したいことが少ない場合にも、同じ費用がかかってしまいます。

 

 

③サービス面が違う

 

◆家事代行サービス◆

家事代行サービスの場合には、契約の内容を絞り込めば、依頼した内容に適応したスタッフが派遣されるので、効率よく家事を進めることができる点がメリットです。

人員の交換も比較的容易に行えます。

ただし、依頼する家事の内容を都度変更したり追加したりしたい場合には、家政婦さんほど融通が利かないことが多いです。

 

◆家政婦◆

家政婦の場合には、個人との契約なので、お互いに内容の同意をすることができれば、多くの家事を依頼することが可能なのでメリットです。また、臨機応変にその場で家政婦さんが気づいたこともやってくれます。

ただし、人によって得意不得意があり、人員の交換が容易ではないので、その点は考慮しておかなければいけません。

 

 

以上、家事代行サービスと家政婦を比較してみて、家事代行サービスのメリットを挙げてみます(*^▽^*)

★家事代行サービス会社と契約するので、雇用に関するトラブルが少ない。

★サービス内容に不満を感じたら、スタッフを変更してもらうことも可能。

★短時間で単発の利用もしやすい。

★家事代行の内容は限定的なことも多いが、その分費用を安くできる。

それぞれの特徴とメリットを見定めてから、家事代行を利用してみて下さい。